目次
- 請求の方法
- 過払いで請求できるのは過去に
- 多重債務者は過払い金の債務整理をしよう
- 過払い請求の対応は弁護士事務所で借金相談に行こう
- 遅延損害金があっても過払い金請求はできる
- 過払いにおける認定司法書士について
請求の方法
過払い請求は弁護士や司法書士などの専門家に依頼することをおすすめします。
もちろん自分ですることもできますが、それなりの専門知識が必要です。
その請求方法の中身は、まず債権者(消費者金融等)から支払いの履歴を取得し、利息を計算し直して請求します。
その後、示談による場合と裁判所での訴訟提起による場合があります。
どちらの方法にするかは本人の意向や過払い金の額、急ぎかどうか等の事情によりますが、やはり訴訟のほうが確実に手続きが進んでいくというのが実際のところです。
最近では示談に素直に応じる業者も増えてきましたが、やはり抵抗する業者もまだまだ多いというのが本音です。
はじめにも書きましたがトラブルに巻き込まれない為には弁護士などの専門家に依頼するのが一番確実かもしれません。
過払いで請求できるのは過去に
過払いをしたと言って、過払い請求ができるのには条件があります。それは、キャッシングでの取引であること、完済してから10年以内であること・10年が経過すると時効となります。
また、違法な利息での取引であること・正当な金利は10%台、違法な金利と言えるのは20%台といえます。
例えば過去にローンで払っていたという場合や(買い物での利用の場合には過払い金は発生しません)、金支払いが10数年前に終わっていたとか、平成18年までは違法な金利で貸付をしていた金融会社も平成19年に初めて貸した人には適法な金利で貸付が行われており、平成20年以降にキャッシングを始めた、などには過払い金は発生しないのです。
多重債務者は過払い金の債務整理をしよう
多重債務を抱えている人は、すぐにでも過払い金の債務整理をしてください。このまま放置しておくと、さらに借金が膨らむ可能性があるからです。
もし、今、債務整理の手続きをしたのであれば過払い金請求です。
払いすぎたお金が戻ってきますから、司法書士に相談してください。弁護士でも構いませんが、司法書士のほうが成功報酬が安くなる傾向にあります。
公的機関が相談会を実施していることもありますので、積極的に活用しましょう。
信頼のできる専門家に相談をすることによって、あなたが抱えている借金に対する悩みが格段に軽くなります。
過払い請求の対応は弁護士事務所で借金相談に行こう
皆さんは、今までどこからかお金を借りたことはありますでしょうか。生活していく中で、お金を借りることがおありかと思いますが、場合によっては、通常よりも多くの利息を取られる、いわゆる過払い請求を受けている可能性があります。
通常払う必要がある利息よりも多く請求されているわけですから、不当な支払いをしているわけですが、この場合の対応として、弁護士に借金相談という形で過払い請求について相談に行ってみてはいかがでしょうか。
大抵の場合、通常より多目の利息を請求されていることがありますので、一度相談されてみてはいかがでしょうか。
遅延損害金があっても過払い金請求はできる
延滞損害金があっても過払い金請求ができる可能性があるため、ベテランのスタッフがそろっている法律事務所にいち早く相談を依頼することが大事です。
特に、高額な借金のリスクについては、多くの社会人にとって悩ましいものとして捉えられることがありますが、過払い金に関するトラブルを回避するために、専門性の高いスタッフとコミュニケーションをとることがポイントです。
その他、延滞損害金の計算をするうえで、顧客サービスが優れている法律事務所の実績に目を向けることで、いつでも落ち着いて借金の返済に取り掛かることができます。
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過払いにおける認定司法書士について
2002年における司法書士法改正法で、司法書士における業務が広がり、140万円以下であれば過払い金の請求など、業務を行えることとなりました。
その背景には、長年の弁護士不足が問題として挙げられ、多くの法律トラブルを解決していくために設置された制度と言われています。
依頼する側にとっても割安で依頼できるなどのメッリットもあります。しかしながら、交渉を依頼する際には、制限が設けられていて弁護士のようにオールマイティに対応することができません。
そのようなデメリットがありますので、依頼する前にしっかりと確認しておくことが重要です。